erry-am’s blog

人に言うことでもないけれど思ったことを徒然と。

まさかのX JAPAN

ブログを書いているその時思うことを徒然と。

最近X JAPANの動画をよく見ています。

まさか彼らの、the last liveの動画を見て泣く日が来るとは(苦笑)

 

 X JAPANの存在は知ってたけど(当たり前か 笑)、あくまで存在を知っていただけで、ビジュアルからしてうるさそうな音楽っぽいし、なんか過激そうだし、そもそも1世代前だし全く興味がなかったんです。

 

きっかけは、ToshIが歌う、尾崎豊さんのI love youのカバー。

いろんな歌手のいろんなカバーがあるけど、ダントツ一番でした。わたし的に。

心からそのまま歌声が溢れ出てくるような。

サングラスして髪の毛ワックスでガチガチに固めて、超絶いかついのに、目を閉じればどこのどなたが歌っていらっしゃるんだという。

 

そんな動画を見つけたのが確か年末前で、紅白でX JAPAN見たのだけど、やっぱうるさいなあ〜と思ったのが大晦日。

 

けれど、i love youが良すぎてまたリピートしてる内にX JAPANってそもそもどんなバンドなんだと調べてみたら、なんというか伝説のバンドだなと思いました。

 

見た目のごとく、かなり激しいらしく、

居酒屋を名指しで出禁になったり、YOSIKIが、食べたカレーが辛すぎてリハーサルをせずにテーブルをひっくり返して帰ってしまったりしたらしい。若い頃。

 

そんな激しさと比例するようになぜ、と思うほど悲しい過去も。

 

YOSHIKIのお父さんは、彼がまだ幼い頃に自殺でなくなったそう。

また、ToshIとYOSHIKI は幼稚園の頃からの仲だそうなのだけど、そのToshIが洗脳されてしまい、X JAPANは解散することに。

その後、hideが33歳で急遽。

約12年後、ToshIが洗脳生活から戻ってくる前に。

 

the last live とは、ToshIが洗脳により、X JAPANを脱退すると決めた後、最後にファンへのけじめとして行ったライブだそう。

 

メンバーと観客の、今この瞬間が永遠に続いてほしい、時が止まってほしい、というような叶わない想いが画面を通して伝わってくるようでした。

ボーカルのToshIが、メンバー一人一人のそばに行き、(猫みたい)惜しむように、感謝するように歌い(この距離感、耳壊れない⁉と思った)、メンバーからはToshIへの愛情、割り切れない悲しさ、そして本当にこれで終わりなの?というような思いがあるように感じました。

音楽を奏でれば奏でるほど確実に終わりに向かっていく切なさが苦しいです。 

終わりたくない、一音一音が愛しい気持ちは、私にも少しわかります。

 

最後のピアノのコンクールの、入賞者演奏会みたいなのに出た時。

これが、自分のこういう形での最後のステージだと分かっていたから、最後の一音までがすごく惜しかった。

ステージでピアノを弾いている幸せと、もうすぐで終わってしまう、という切なさは相反するようで反してないんだよなあ。

 

正にロックらしくがちゃがちゃしてるのは聞けないかもしれないけど。

こんな感じで今X JAPANにハマりかけです。