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最近、XのCD、Jealousy を買いました。
ブックオフで。
わたしは今まで一つのアルバムを最初から最後まで真剣に聞くことをしたことがなったのだけれど、
(そもそもあまりCDを買ったことがないのだけれど)
このアルバムは、最初のEs Durのピアノ線を聞き始めたら、ちゃんと順番にSay Anythingまで聞いてしまうのです。
途中で飛ばしちゃいたい曲とか聞き流しちゃいたい間奏とかないんですね。
このアルバムの素晴らしいところは、5人全員が作詞あるいは作曲をしているということ、歌詞のない曲がなんと2曲、そしてフランス語の訳の分からない歌詞がついている曲が一曲。
もう5人のこだわりがつまりまくってて、バラードからよくわからん曲からアメリカンロック系から、とりあえず勢いな曲から、ほんとにいろんな要素が一つのアルバムにある。
Xは、こういう系統のバンドです、ていうなんと言うか一貫性みたいなのはなくて、なんだろうね。
5人の個性をよせ集めたらこうなりました!どうだ!みたいな。
そういうところがXだなあ、と思う。
Yoshikiの美しくて狂気じみた壮大な感じ
hideの、一貫性ないけど一貫してかっこいい感じ
Toshlの切なくて優しい歌詞と、まだ完成されていない感じの歌声
Taiji のアメリカンロック系っていうのかな?のノリと、voiceless screamingのなんなんだこの影があるけど限りなく優しい感じ(voiceless screaming好き)
Pata さんの、もうPataさんだ〜〜〜って感じ。
この5人じゃないとこのアルバムはあり得ないわけで、
(アルバムってそういうものかもしれないけど)
奇跡の一枚だと思うわけです。