芸術家って
なんとなく、最近テレビでちらちら見るアーティスト(わたしが知っている)って、「普通」っぽい人が多いよね。なんと言うか。
そうでない人もいると思うのだけど。
例えば音楽でいうと、
Xとか、LUNA SEAとか、hydeとか、尾崎豊とか、マイケルとか、悲劇的なところがあるよね。
音楽とか佇まいとかに。
クラシック音楽も何かしら悲劇的な面があると思う。
ランランとかもある意味狂気じみてるね 笑
でも、わたしは音楽はそうであるべきだと思うんだ。
なんというか、音楽やってて、楽しい!もいいけど、それだけじゃないんだ。
やっぱり、芸術として音楽をやるんだったら、楽しい!じゃだめなんだよ。
そこに苦悩に裏打ちされたものが、そこにたどりつくまでの「何が」が見えないと。だめなんだ。
それは、出そうと思ってするんじゃなくて、溢れ出てしまうもので、人々を熱狂させる源になるものだと思う。
お気楽に行こーぜ!ばかり、気楽に力抜いていこうぜ!じゃやっぱりだめなんだよ。
音楽はそんなに生優しいものではない。
ひとりの人が、人生かけて、全てをかけて、心も身も捧げないと「芸術」は生み出せないんだよ。
それまでいかなくても、やっぱり今の、可愛く、楽しく、力抜いて、的な音楽は、何か馴染めない気がしちゃって。
芸術たるもの、狂気がどこかで必要なんだよ。自然な、狂気が。
だから、芸術家が「ありのまま」でいたり、「等身大の自分」でいる必要はないと思うんだ。
確かに、その姿はもしかしたら一般の人に安心を与えるのかもしれない。けれど、それはもはや芸術ではない。
芸術とは何か、という定義の議論もあるだろうが、それは、どこまでも何かを追い続けて突き詰めていく姿を芸術とするなら、それには当てはまらないのではないだろうか。
でも、もしかしたら、「普通」の皮をかぶった「芸術家」がいるかもしれない。
では、なぜ彼ら彼女らは「普通」の皮をかぶる必要があるのだろう。
それはきっと、時代の?流れなんだろうな。
今はやらないもんね、あんまり。
真に狂気じみた感じって。
何あの人。きも。
て言われて終わりそう…
なんか寂しいなあ〜
と思いました。
終わり。