5年前に見たセントアンナの奇跡
ブログを書いているその時思うことを徒然と。
5年前の日記に、スパイク・リー監督の映画、セントアンナの奇跡の感想が書いてあったので、ここに書いてみる。
セントアンナの奇跡、やっとみれた。
泣いた、泣いた、泣いた。
戦争が悔しくて、黒人差別が悲しくて、あまりにも理不尽すぎて。
人が人を殺す。それが戦争。
今も報道されない戦争が、内紛がどこかで起こっている。なぜ。悪夢だよね。
朝起きたら、私たちが学んできた史実も全て夢で、殺し合いをしてこなかった世界が、兵器のない世界が存在したら良いのにね。
でも、きっと、きっとこれが変えようのない現実。
これが私たちの世界。
これが私たち人間。
変わりようのない本性。
それと向き合うのが辛すぎて、私はあんなに泣いていたのかもしれない。
私思うんだけど、終末思想ってあるでしょ。
神様がダメな人間を殺す日。もし神に少しでも、ほんの少しでも慈悲の心があったらそんなことできないと思う。
みんな、良い人も悪い人もそれなりに大切な人がいて、大切な日常がある。そりゃ中にはどうしようもない奴もいるけどさ。それは、きっと一握り。そのドラマを神が理解するなら、そんなことできない。
いつだったか、国際関係論でしらべたじゃない。核のこと。
あの時、真剣に思った。
どうか、どうかこれがわたしの悪夢でありますように。て。
すごく動揺してる感じがして、そういえば最近あまりこういう気持ちになってないなあって思った。
でもこういう感情って大切な気がした。