erry-am’s blog

人に言うことでもないけれど思ったことを徒然と。

im a singer

ブログを書いているその時思うことを徒然と。

買いましたよ。

Im a singer。

車でドライブしながら一通り聞きました。

としくんの幸せな気持ちが、とても詰まったすてきなカバーアルバムだった。

ああ、この人今すごく幸せなんだ。本当に良かった。と思わせてくれる歌声だった。

1音1音が心の中に染み込んできて、としくんがとても大切に作ったアルバムだって誰でもわかるはず。 

 

けれど同時にこうも思った。

きっと、今のとしくんには純粋な苦しみや悲しみは表現できない。

どうしても、彼の今の歌声にはそこに希望や優しさが入ってしまうのではないかと思う。

 

それはそれでいいんだけど、きっともうあのメジャーデビューしたてのがむしゃらにぶつかってくる様な、last liveの時の悲しみや苦しみを体現したような、全ての苦しみや悲しみをばーん!と受け止めてくれるような歌は歌えない。

 

今のとしくんは、そういうものを包み込んでくれる感じ。

 

きっとものすごーーーく素直で純粋なんだと思う。

言ってしまえば、声が感情にとても忠実。

良くも悪くも。

それがとしくんの良いところだし、彼の幸せはファンたちみんなが願ってることだから、それでいいと思う。

 

昔のとしくんの歌声も好きだけど、その為に不幸になんてなって欲しくないもんね。

 

そうやって考えてたらね、X JAPANて、今とても微妙な立ち位置?なのかな、て思った。

昔のX JAPANて、悲劇的で悲しみや苦しみを表してる曲が多くて、ざっくり言うとそれがコンセプト。

けれど、としくんの歌声はもう悲劇的ではない。

最近は、って言っても割と前の曲だと思うけど、YOSHIKIの歌詞もだいぶ希望の方向を向いてきて、X JAPAN自体が、やはりかなりの方向転換をしつつあるのかな、と思う。

 

彼らはどこへ向かうのでしょう。

いや、どこへ向かったっていいんです。

べつにとしくんとYOSHIKIが常に仲良くしてる必要もないんです。

いいんです。

ただ、メンバー皆がX を大切に思って、結局ホームはここなんだ、て思ってくれてると嬉しいなあ。

 

おわり。