erry-am’s blog

人に言うことでもないけれど思ったことを徒然と。

金正恩として生を受けるということについて。

ブログを書いているその時思うことを徒然と。

これよく考えるんです。
彼は何を考えているんだろう、独裁者の息子に生まれてその地位をあの若さで受け継いで体制を維持していくということはどういうことなんだろう、て。

わたしは、絶対に北朝鮮の総書記の息子には生まれたくない。
絶対にやだ。

自分が失脚すれば、殺されることが目に見えている、生まれながらにして憎まれる存在。
失脚しなくても、いつ誰に裏切られるか分からない。
北朝鮮の外に出て勉強をした彼には分かっているだろう、自分の立場の危うさ。

彼は父親の思想的なものを受け継いでいるように思えるけれど、本当のところどうなんだろう。

自分の立場では、独裁者でいなければ殺されると諦め、怯えているのか。

朝鮮は金一族が支配するべきだ、というような事を思い、ある種の使命感を持って独裁者となっているのか。

諦めにせよ、使命感にせよ、彼が怯えていることはおそらく間違いないと思う。
だから、側近のことも信じられないのだろう。

本当の意味で全力で頼れる、気を許せる人は彼にはいるのか甚だ疑問。
多分いないんじゃないかなあ。

ほんとのところ彼がどう考えているかは分からないけれど、地獄だよね、ほんと。
本気で頼れる人もおらず、国民には裏で憎まれ、世界からは白い目で見られ。

自分の命を守るにはああするしか術がない、というのも理解ができるから辛いね。


そんなことをときどき考えて、なんとも言えない気持ちになるのでした。